筋肉は筋繊維の集合体
まずは筋肉の構造から。筋肉を断面にしてみると、いくつもの束があります。この束 を「筋束」といい、さらにその中にある数多くの線が「筋繊維」です。この筋繊維が太くなることで束が太くなり、結果として筋肉も太くなるのです。よって、 この筋繊維がどのようにしたら太くなるかを考えていきましょう
筋肥大とは、読んで字のごとく「筋肉が大きくなること」で、厳密にいうと筋繊維が 太くなり、筋肉全体の体積が増えて大きくなることをいいます。「ただ筋トレをすれば単純に筋肥大するのでは？」と考える人もいるかと思いますが、筋繊維の 中には太くなるものとならないものがあるのです
筋繊維には大まかに分けると2種類あります。ひとつ目は「速筋繊維」、ふたつ目は 「遅筋繊維」です。前者は、筋肉の伸縮が早く、瞬間的に大きな力を出せる筋肉。おもに短距離走やウエイトリフティングの選手がこの筋繊維を多く持っていま す。対して後者は、筋肉の伸縮がゆっくりな筋繊維。マラソンランナーや水泳選手がその代表例で、筋肥大はあまりないものの、これが鍛えられていると疲労し にくく、長時間運動ができます。速筋繊維派なのか、それとも遅筋繊維派なのか。速筋繊維は側から見てすぐに大きさがわかりますが、遅筋繊維は外見だけでは あまりわかりません。人によって発達しやすい筋繊維が異なりますが、ある程度は外見で理解できるようです
速筋繊維を鍛えれば筋肥大しやすい！
遅筋繊維は全身の筋肉の約70%ほどあるとされており、誰もが持っている筋繊維ですが、筋肥大はしないため、これを鍛えても理想のボディにはあまり近づきません。よって、筋トレする際には速筋繊維を鍛えるイメージを持って臨みましょう
age:23
T150 B90(F) W59 H89
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